インタビュー

著名人からのインタビュー

オリーブオイルの愛好家は世界中にいます。様々な分野の方に美味しいだけではない、その人気の理由と使い方を語っていただきます。

【第11回】
オリーブオイルは素晴らしいローフードにして素晴らしいアンチエイジングフード!
いま使っている油をお気に入りのオリーブオイルに「チェンジ」してみましょう。

美容食育家、モデル
麗華さん

ビューティーモデルとして活躍しながら、美味しくアンチエイジングする食スタイルを伝えている麗華さん。
かねてからオリーブオイルに関心があり、ご自身のレシピにも豊富に取り入れている麗華さんの海外でのオリーブオイル体験を伺いました。

オリーブ収穫期の農場を堪能!

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インタビュー1

― 去年11月にオリーブ農場を見学されたそうですね。ローフードマイスターとして、オリーブオイルの旅はいかがでしたか?

麗華:
たくさんの驚きと発見に満ちたすばらしい旅でした。
わたしは「美しくアンチエイジング」をテーマに、酵素やローフードを通じて食育活動をしています。
ローフードとは、Raw(生の)Food(食べ物)のことで、生で食べることによって植物がもつ酵素や栄養素を効果的に摂ることができ、健康や美容・ダイエットに効果を発揮する食事法です。 私が訪ねた農場では、素材の味を生かすシンプルな調理をされていたので、搾りたてのフレッシュなオリーブオイルとの相性が良いのでしょうね。どれもとてもおいしく堪能することができました。
旅を通じて、オリーブオイルが素晴らしいローフードであることにあらためて感動しました。

― オリーブの収穫から搾油、テイスティングまで、たくさんの体験をされたそうですね。

麗華:
一般的にはオリーブの実の収穫は12月から1月にかけてですが、わたしが訪ねた農場がある村では実がまだ若いうちに収穫する早摘みです。実が若いうちに搾油したものほど、抗酸化作用のあるポリフェノールが多く含まれる傾向があるそうです。ポリフェノールは高い抗酸化作用があるアンチエイジング成分です。
ここは、田園風景が広がるとても美しい村です。なだらかな丘陵地帯に植えられたオリーブの樹から、宝石のように美しいオリーブの実をていねいに手で摘ませていただきました。傷の少ない手摘みの実からは高品質のオリーブオイルが作られます。
摘み取った実はそのまま近くの搾油工場へ運ばれます。そこで瓶詰め作業までの工程を見学しました。その村では品質保持のため、収穫から24時間以内に搾油工場に持ち込むことを徹底しているそうです。

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― オリーブオイルの搾油工場はいかがでしたか?

麗華:
工場に入った瞬間、そのすばらしい香りに魅了されました。いまでもあの香りが忘れられません。それまでかいだこともないフルーティで青々しい香りです。それでいて深い甘みのある香りでとても癒されました。
精製されたオイルではほとんど消えてしまうこのアロマ成分には、胃液中のペプシンを増やして、消化を促進する作用があります。工場に一歩、足を踏み入れたときから唾液がじんわりあふれ、食欲が刺激されました。

写真収穫したものを近くの搾油工場へ運び、枝や葉っぱを取り除きます。

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写真機械に入れて搾油。搾りたては、深く鮮やかで目の覚めるような緑色。抗酸化物質であるクロロフィル(葉緑素)にはデトックス効果、 代謝促進、細胞増殖、血球形成の刺激、創傷治癒の促進などに有益な成分です。

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― 工場で売られているオリーブオイルをもっと購入すればよかったと後悔しているそうですね。

麗華:
この工場で瓶詰めされたオリーブオイルは加熱なしで搾汁するコールドプレス。濾過もされておらず、あのすばらしい香りも丸ごと瓶詰めされています。工場内にあるショップでは、300mlくらいのボトルが日本円で400~500円という安価な値段で売られていました。日本では手に入らない希少なものですから、もっとたくさん買って帰れば良かったと後悔しています。

オリーブの生産地で数々の料理を堪能

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― 旅をされた地域はとても素敵な場所ですね。

麗華:
私が訪ねた場所は、海と山に囲まれた農村だったので、食材の宝庫でした。地元の市場や新鮮な採れたての野菜を使ったレストランやオリーブオイル専門店などを訪ねました。

― 産地ではどのようにオリーブオイルを使っておられましたか?

麗華:
お料理の仕上げはいつでもオリーブオイルです。その地域の郷土料理が楽しめる隠れ家風のレストランに行きました。
テーブルには数種類のオリーブオイルやバルサミコ酢が用意され、供されるほとんどの料理の仕上げにオリーブオイルをかけます。

写真 写真左:好みの量のオリーブオイル、バルサミコ酢、塩こしょうを小皿に入れ、野菜をディップしていただきます。
写真右:パルミジャーノたっぷりの濃厚でクリーミーなチーズリゾットの仕上げにオリーブオイル。チーズの熟成された旨みがダイレクトに舌に広がります。

写真 写真左:地元でしか食べられないというフレッシュなモッツァレラチーズにもオリーブオイルをひとふり。
写真右:新鮮なトマトをのせたブルスケッタ。11月のオリーブの収穫時期に新鮮な搾りたてのオリーブオイルをかけて食べるのが醍醐味です。

― 地元の伝統料理のひとつのTボーンステーキはいかがでしたか。

麗華:
最高でした。Tボーンカットした牛肉を炭火で焼いたステーキはこの地域を代表する素朴で豪快な料理です。この料理には驚きました。
塩とこしょうだけでシンプルに網焼きされたステーキの仕上げがオリーブオイルですから。お肉にオリーブオイルをかけると、逆に口当たりがさっぱりします。不思議ですね。スパイシーで青々しい香りのフレッシュなオリーブオイルがお肉のうまみを一層引き立てる一皿でした。

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インタビュー2

写真カシューナッツをベースにライム果汁と海外で購入したエキストラバージン・オリーブオイルを加えたフィリング。オリーブオイルの美しい緑が目にも鮮やかです。

― 今回のオリーブオイルを追求した旅行にインスパイアされたロースイーツを日本に帰ってから作られたそうですね。

麗華:
これまでわたしが抱いていたオリーブオイルへの概念がくつがえされる体験の連続で、日本に帰ってから旅行でインスパイアされた「オリーブオイルライム ローチーズケーキ」を作りました。オリーブオイルの苦味や辛味は甘みとマッチし、スイーツの材料としても相性が良いです。オリーブオイルをたっぷり使ったレシピなので口溶け滑らかなとっても美味しいローチーズケーキが出来上がりましたよ。

― オリーブオイルを多く生産されている地域では、自分のお気に入りのオリーブオイルを「マイボトル」に入れて持ち歩き、レストランで出される料理にかけて食べる人もいるそうですね。

麗華:
私が旅行した国では、実に多くのオリーブの品種が栽培されています。地域ごと生産者ごとに、その品質を競い合っています。
それぞれのオリーブオイルには、トマトやバナナ、ハーブ、柑橘系などのフルーティな香りがあり、みな独特の個性があります。自分と相性のいいオリーブオイルに出合うと、もう手放せなくなります。

農場を営むお宅の奥さんに学んだお料理

― オリーブや野菜などの農家の奥さんと一緒にお料理をされたと伺いました。ぜひ教えてください。

麗華:
一般家庭に伝わる伝統的なレシピを学びたくて、地元の農家を訪ねました。調理法はシンプルで、野菜をオリーブオイルで炒め、味つけは塩・こしょうとハーブ少々のみ。そして、最後の仕上げがオリーブオイルです。素材をそのまま生かした料理です。

― 麗華さんはローフードによる食事法で悩みのニキビと花粉症を改善させたそうですが、美しくなるためのオリーブオイルの取り入れ方を教えてください。

麗華:
オリーブオイルは素晴らしいローフードです。体に害を及ぼす活性酸素の働きを抑える抗酸化物質が豊富でアンチエイジング効果の高いオイルです。
普段何気なく使っているオイルをお気に入りのオリーブオイルに「チェンジ」することをお勧めします。

写真畑で撮れたばかりの結球しない葉キャベツの一種(日本では黒キャベツとも)と白いんげん豆のブルスケッタ。

写真ひよこ豆とトマトのスープパスタ。とっても優しい味のスープです。

プロフィール

プロフィール

麗華さん/美容食育家、モデル
モデルとして活動しながら、酵素やローフードを通じて食育活動を行う。ダイエットのためにスムージーを毎朝取り入れ始めたところ、3か月で6キロ減と体温1度上昇、花粉症解消などさまざまな体質改善の体験をきっかけに、食育の重要性や面白さに気づき、2014年より食育講師活動をスタート。

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